| Sig.Padella Top | Column | Guest/BBS | Milano Times |
 5/Crescenza
クレシェンツァはクリーム状のフレッシュチーズです。さっぱりとしていて(でも脂肪分は結構あるんですよ)、パンやフォカチャ、クラッカーに塗って食べます。ほとんど同じ種類のチーズにはチェルトーザ、ストラッキーニ、スクワクワローネ等があります。エミリア・ロマーニャ地方(例えばラヴェンナ)ではピアディーナというピザ生地とクレープの中間のようなパンにスクワクワローネをはさんで食べます。いちじくのキャラメル煮とスクワクワローネの取合わせで究極のデザートにもなります。

 6/Ricotta
リコッタです。
このチーズは辞書をひくと「脱脂凝乳」と紹介されていたりします。実際チーズ類の中では群を抜いて脂肪分が低く、ヘルシーこの上ない一品。しかもくせのない味が万人向きなので、イタリアではそのままパンに塗って食べたり、ほうれん草と一緒にパイの中身になったり、砂糖やココナッツ粉と混ぜてドルチェ(お菓子)の中身になったり、まさに変幻自在な大活躍をしています。
日本で売っているカッテージチーズをもっとバサバサでさっぱりさせた感じだと思ってください。あまり味のないところがこのチーズの味なので淡白ですが、これに塩味をつけて熟成させたリコッタ・サラートというものもあります。でもこちらは全く別物で、どちらかというとトルコのフェタ・チーズに近いかな。


Back to Sig.Padella home | Next
Sig.Padella home | Milano Times home