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マクラーレン


F1のマクラーレンが、国際自動車連盟(FIA)の緊急会議でコンストラクターズ部門の今季得点を全て無効にされ、その上1億ドルの罰金を科す裁定を下されました。
2年前のイタリアのセーリエA不正疑惑を思い出す人も多いみたいだけれど、ユベントスが科せられた裁定との違いは、チームとしては裁かれるけれど、選手(ドライバー)は得点のぺナルティーを科せられないこと。つまり、今期もコンストラクターズ部門での総合優勝はフェラーリに譲るけれど、ドライバーズ部門ではマクラーレンのアロンソかハミルトンの優勝になる可能性が大きいということです。

今回の裁定での決め手になったのが、マクラーレン内のe-mailでのやり取りの中に「最近入手したフェラーリのタイヤの使い方のセッテングを試そう」みたいな内容の文だそうで、情報の元になった(元)フェラーリの技術者やマクラーレン側の技術者の名前も挙がっていたらしいです。なので、チームぐるみで情報が利用された形跡が認められたということで「不正疑惑」を裁く決定にいたったわけですね。

マクラーレン側は、一部のエンジニアがフェラーリの機密情報を入手していたことは認めていたけれど、あくまで個人的な行為であり、チームとして情報を利用した事実はないという言い分でした。おいらは個人的にもマクラーレンの今期のマシーンにフェラーリの機密情報が与えた影響は、(もし仮にあったとしても)ごくごく些細な部分であり、今期の好調はマクラーレン側独自の努力による部分が大半であるとは思います。でも、レースの駆け引きやタイヤの使い方のノウハウ等、目に見えにくい微妙な部分での情報というか作戦内容が、相手側にだけは(一方的に)こちら側の手の内を見られている状況にあったフェラーリのジレンマも分かります。なので、裁定はどちら側も(ある程度)立てた形の結果なんじゃないのかと思います。本来なら不正があったチームのドライバーもぺナルティーを受けてしかるべきなんだろうけれど、そんなことになったらF1自体の優勝争いの興味が半減するし、せっかく出てきたスター新人のハミルトンにもミソが付いてしまうからね。マクラーレンのパートナーのメルセデスだって黙って入られなくなるし。

いろいろと裏事情まで想像力を刺激させられる判定です。


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2007年09月14日 09:05に投稿されたエントリーのページです。

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