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フィアット・パンダのそっくりさん

中国でフィアット・パンダのそっくりさんが生産されているというニュースが入り、イタリアで話題になっています。中国でコピーされたと文句を言いに行ったら、「いやいや、この車には設計に3年も費やしている独自開発車ですよ、似ているのは偶然です」と答えられたそうです。写真で見る限り元のデザインというかアウトラインはパンダらしいけれど、実際、細部(ライト周りやフェンダー部分など)はあまり似ていない路線のデザインになっています。少なくとも「パンダに見せ掛けて売ってやろう」という類の車ではないようです。写真のパンダは4WDの丸目ですが、パンダの基本は四角いライトなので、完全に丸目の中国車「ぺリ」は街で見かけてもそれほどパンダっぽくないと思うんだけれど。どうでしょう?それにしても近年の中国車の生産水準はかなり向上している印象です。ヨーロッパではクラッシュテストをすると散々な中国車を「危険な車」と非難する傾向にあるけれど、クラッシュテストもクリアーして、独自のデザインの格安車がやって来る日もそう遠くないんじゃないのかと思います。独自のデザインに関しては、明日にでも中国メーカーがおいらの仕事場に電話をかけてくれれば問題解決するテーマなので、誰か中国メーカーと仕事をしている人がいたらよろしくお願いします。(いや、おいらは日本のメーカーでも大歓迎だよ。正直なところ)(笑)


フィアット関係者がパンダを「真似された」というのは、おいらにしてみればちょっとおかしな印象で、「フィアット車も真似してもらえた」というのが正しいのではないのかと。(笑)別に意地悪を言っているわけではなくて、それだけ最近のフィアット車は世界的にも注目度が高くなっているという証拠と見るべきなんじゃないのかなという意味です。大体、トヨタやホンダ、BMW、ベンツなんかの車が真似されたケースでは、似ている度合いがぐっと高くなるからね。ちょっと写真で比較してみてよ。(これなら文句も付けたくなるってものです)5年くらい前に身売りも考えていた状態のフィアット車では、瀕死の会社の商品を真似する魅力もなかったんじゃないのかと思います。だから物は考えようで、フィアット・コピー車も悪い兆候ではなく、むしろ肯定的な兆候だと思います。

中国車はコピー車が話題になることが多いけれど、数十年前には韓国車(韓国製品)だって、日本車(日本製品)だって、同じような過程を通ってきたわけで、(個人的には)一概に非難するべき問題だとは思いません。自国内の需要のためならなんとかなっても、この先国際市場で経験を積めば、中国車だってずいぶん違ってくるはずだからね。でも、デザイン、著作権などの問題認識にはある程度時間が必要なので、あくまでも過渡期ということだということです。それにしても、将来的に独自路線を見出した中国車というか中国製品一般が、他の国のメーカーの脅威になるのは想像出来ます。だから(防衛本能から)最近の中国製品バッシングになっているんじゃないのかと思えてくるもんね。そうしたら、バッシングを教訓に、中国の製品開発状況が急速に改善され、予想以上に早く「非の打ち所のない」魅力的な製品が市場に出回ったりしてね・・・


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2007年10月27日 07:19に投稿されたエントリーのページです。

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