メイン

Cucina アーカイブ

2007年07月07日

生ハムメロン


生ハムメロンを食べました。安売りのマスクメロンは一玉約200円で買えるので、それほど勇気を出さなくても買い物かごに入れられます。BARのランチなんかでも「生ハムメロン」は人気だけれど、これは家でもそれほど手間をかけずに食べられるので、外食では別のものを食べた方がいいんじゃないのかと思います。それこそホテルの部屋でも作れるんじゃないのかな、生ハムメロン。
おいらは、その昔、土井勝先生がTVの料理番組で、「メロンを切ったら、こうよんに生ハムを乗せてください」といいながら生ハムを乗せて、料理の説明をしていたのが忘れられません。

さて、土曜日は(イタリア時間の)朝からLIVE EARTHの中継というか特別番組をMTVで(24時間)やっているのだけれど、TOKYO(日本)からの中継はXzibitやリンキン・パーク 、リハナとかばかりで、YMOとか出てきません。まあ、イタリアで日本の(日本人の)出演者を全て放送しても見る人は少ないと思うので、しょうがないんでしょうね。ずっと見ているわけではないので、おいらが買い物に行ったり、別のチャンネルでF1予選を見ている間にやってたというのもあるかもしれないけれど。
上海からの中継では、地元の女子十二楽坊とかやってたのになあ・・・、で、時差の関係でロンドンやハンブルグでのLIVE EARTHは遅めに始まったんだけれど、ヨーロッパの会場からの中継が始まると、日本からYMOとかますますやらないよね、イタリアでは。なので、あとはテキトーに眺めていようと思います。

ミラノはうそみたいな快晴で、まるで海辺の街のような陽気です。日曜日もこんな感じの日本晴れみたいだけれど、来週には少し天気が崩れて気温も少し下がる見込みのようです。

フェラーリは予選で2位、4位でした。イギリスのグランプリで地元のハミルトンがポール・ポジションを獲得。怪物新人ぶりをここでも発揮しています。最近フェラーリの極秘ファイルをマクラーレンの技術者が持っていたことが発覚して、一種のスパイス・トーリーに発展しているけれど、個人の容疑が確定してもチームのF1追放にはならない見込みだそうです。ドライバーズポイントにもぺナルティーはかからないそうで、最悪に場合でも極秘ファイルを入手していたマクラーレンの技術者と情報提供したフェラーリのイギリス人技術者(この人は既にクビになっています)が個人的にF1追放になっておしまいなんじゃないのかということみたいです。


ここをクリックしてランキング応援、よろしくお願いします。

2007年07月09日

マドゥン二ーナ・ユナイテッド


ミラノの街角でミラノのカルチョ・チームの巨大広告を見つけました。チームは先日YouTubeネタでご紹介した「マドゥン二ーナ・ユナイテッド」です。同チーム所属のマテラッツィとガットゥーゾが描かれているんだけれど、ちゃっかり「イタリア・チャンピオン/ヨーロッパ・チャンピオン/世界・チャンピオン」と書いてあるところが笑えます。もちろんこのチームは架空の存在で、ナイキの広告なんだけれど、この広告のためにチームのロゴやユニフォーム、架空のスポンサーのロゴとかまできちんとデザインしているところに感心させられます。生で見たい人は地下鉄Moscova駅で降りてください。


夏はさっぱりとしたものが食べたいのは万国共通の願い。イタリアではモッツァレラ、ポモドーロ(トマト)、バジリコを切って並べただけの「カプレーゼ」が好まれます。これは前菜にも、軽い2皿目(肉料理)にもなるので、これだけで食事をすませる人も結構います。イタリア人は、これで「野菜、たんぱく質」が取れて、あとはパンとワインでもあれば栄養のバランス面でも完璧だと胸を張っています。色合いはまさにイタリア国旗だし、人気があるのも納得がいきますね。
ピザでも「マルゲリータ」なら上に載っている色合いはまさに「カプレーゼ」なので、国民食として栄養補給には打って付けなのが理解できます。つまり、イタリア国旗は栄養のバランスがいいのです。
そこにいくと、日本の国旗は「日の丸弁当」なので、栄養のバランス的には偏り勝ちなようです。「今日はさっぱりとそうめんでも食べよう」という日でも、「焼きなす」や「だし巻き」も食べるように心がけましょう。


ここをクリックしてランキング応援、よろしくお願いします。

2007年07月15日

ポルペッテ・コン・クロッカンテ


ヴァレンティーノがレース序盤でこけてしまい、元GPのTV中継は早々に見るのをやめてしまいました。なので、気分を変えてパパの料理自慢でもしようかと思います。
これはポルペッテ(イタリアのミートボール)なんですが、「ポルペッテ・コン・クロッカンテ(ポルペッテとカリカリ・ベーコン、パルミジャーノせんべい添え)」というメニューです。
まずパセリを入れたポルペッテを分厚いハンバーグ状に焼き、プチトマトのソースで煮込みます。煮込んでいる間に、オーブンでパルミジャーノの粉末をせんべい状に焼き(クッキング・シートを広げて、その上に適当に粉末のチーズを丸く広げて乗せ、180℃くらいで4、5分焼くだけ)、これを冷ましている間にベーコンをカリカリに焼きます。
食べる時にポルペッテのソースからプチトマトの多い部分をお皿に盛り、これを台にして、ポルペッテ、カリカリ・ベーコン、パルミジャーノせんべいの順で上へ重ねていきます。
カリカリ・ベーコンとパルミジャーノせんべいがかなり味が濃いので、ポルペッテ自体は塩コショウでさっぱり目に味付けをしておけばいいです。

イタリアのベーコン(パンチェッタ)は、最初から丸くしてある物を買ってくれば、重ねるときに形が揃ってかわいいけれど、手に入らなければ細長い形状のものをそのままカリカリに焼いておいてもいいです。それはそれで趣のある盛り付けになると思います。

パルミジャーノせんべいは、ちょっと多めに作っておけば、食前酒の時のおつまみなんかにもなるのでなかなかに便利です。そのまま削ったりしたものもおいしいけれど、たまには目先が変わっていいんじゃないですかね?


ここをクリックしてランキング応援、よろしくお願いします。

2007年07月28日

バルベラ


火曜日にアスティ方面へ出張へ行って来る予定です。ここ数年このアスティ方面へ出張へ行くようになったので、何度かおいしいリストランテで食事をする機会がありました。アスティというの場所はスプマンテというイタリアを代表する発泡白ワインが有名で、「スプマンテ・ダスティ」として親しまれています。あと、赤ワインの「バルベラ」も有名です。が、バルベラという名前のワインは「バルベラ・ダスティ」以外にも「オルトレポーパヴェーゼ・バルベラ」とか、他の場所でも作られているので混同されることがありますが、アスティ産は基本的にフェルモと呼ばれる未発泡ワインなのに対し、オルトレポー等ロンバルディア産は微発泡の赤ワインであることが特徴です。赤ワインの発泡とはおかしい気もするけれど、ロンバルディア地方ではボナルダとか他にもいろいろと広く飲まれています。

おいらは一時期ランブルスコとか微発泡赤ワインも飲んでいたけれど、最近はフェルモの方がしっくりくるので、たまにBAR等で微発泡に当たると「はずれ」のような気分になってしまいます。で、「バルベラ・ダスティ」なんですが、これはなかなかにおいしいワインです。スーパー等でも売っているので、気が向いた人はピエモンテ産のグリッシーニなんかと一緒に楽しんでみてください。


ここをクリックしてランキング応援、よろしくお願いします。

2007年09月11日

ストゥルーデル


久しぶりに「Pasticceria ELLI / ケーキ屋エッリ (Piazza Piemonte 8)」でりんごのパイ(ストゥルーデル)を買って来ました。これは大きなパイを切って食べるタイプではなくて、1人用サイズのパイになっています。大きさはクロワッサンより若干小さ目ですが、中身がぎっしり入っているので、重さは倍くらいあるんじゃないのかな。これがちょっと前まで80セントだったのですが、昨年90セントに値上がりして、なんと夏休みが終わったら更に1ユーロに値上がっていました。(涙)まあ、以前が特別安かったと言えなくもないけれど、でも値上げはやっぱりありがたくないね。これからは買う機会が減るかも?

実際には、このストゥルーデルを買おうと思っても、1週間に2回ぐらいしか焼かないようで、毎日数があるわけではないんですよね。他の(普通の)ブリオッシュなら毎日並んでいるけれど、このストゥルーデルが我が家の家族分(5個)まとめて買えることはそんなにないのです。並んでいても3個とかではケンカになるので買いません。多分、焼き立てを並べたときでも10個くらいしかないんじゃないのかと思います。それで、常連さんにはおいしいのを知っている人も多いようで、すぐに数が足りなくなるしね。

夏休み後も時々仕事場から散歩がてらお店の前を通っていたけれど、今日になってやっと数がそろっているところへ買いに行けたということです。くどいようだけれど、こうれでもちょっとしたニュースなのです。まあ、他愛ないニュースかもしれませんが、日常のニュースなんかは他愛ないくらいの方がいいのです。もっとびっくりするようなニュースを期待する人は、最初からここのページを読んでいないのではないのかと思いますが。

このストゥルーデルがどのくらいおいしいかといえば、それはもうたまらないほどおいしいわけです。ふふふ。ミラノで時間がある人はぜひ一度お試しください。パスティッチーニもうまいでかんわ。


大いなる人類愛を発揮しつつ、ランキング応援よろしくお願いします。

2007年11月04日

鳥肉の味噌仕立て鍋

土曜日の夜に鍋をしました。段々寒くなってくるのこれからの季節のミラノは、やっぱり鍋に限るよね。
鍋(今回は鳥肉の味噌仕立て)を囲んで食べ始めると、ちびっ子が「いやあ、鍋とはホントにおいしいものですね」と、年寄りみたいな口調で言うのでおかしかったです。そのくせにんじんや白菜なんかの野菜が好きではないので、あんまり箸は進まないんだから、「ホントにお調子者ですね」とパパなんかは思うわけです。
食事中に次女が、日本人学校で「長所と短所」という言葉を聞いたと話をしていて、自分の長所は「ほっぺた」だと言います。すると長女が「それはチャーミング・ポイントでしょ!」と突っ込んでいました。話を聞いていたちびっ子は、自分の長所は「パパがなんでも(ちびっ子の考えていることを)わかってくれるところ」だと言います。今度は長女が「それならパパの長所でしょ」と突っ込みます。なかなか日本語も難しいようですね。

何でちびっ子がこんなことを言うかといえば、ちょっと前に「最近あの歌聞かないねえ、あの♪♪♪」とメロディーを口ずさむんだけれど、誰もどの曲かわからなくて「何それ?」と言っていたときに、パパだけ「ああ、イエローサブマリンか」と気が付いて、ママが「どうして解るの?」と不思議がっていたことがあったんですね。そもそも我が家ではママが勉強やしつけにうるさく、パパはあまり口出ししないことにしているので、子供達はパパの方がやさしくて理解があると思っているようです。だから時々ママにダメと言われたことを、もう一度パパにお願いに来ることとかもあるようです。うっかりパパがいい返事をすると、後でパパがママに怒られることがあるので、最近では怪しいと思うと「ママに聞きなさい」と言うようにしています。非常に威厳に満ちた父親像だね。

さて、ミランはサンシーロ(ホーム)でまた引き分けました。なかなか勝てない今年のミラン。おいらはこんなに弱いミランを見たのは初めてな気がします。(インテルなら記憶にないこともないけれど・・・)
土曜日にもう1つあった試合では、フィオレンティーナが勝ち、インテルに勝ち点差が1の2位に浮上しています。日曜日にインテルがユベントスに勝てれば、また(フィオレンティーナと)勝ち点差が4に開くんだけれど、もし負けると勝ち点差でローマと同点首位とかになるかも知れません。で、勝ち点差が1のところに4チームほどごった返す状態になりますね。まあ、シーズンも序盤なので問題はないんだけれど、できれば2位以下に少し差を広げておきたいものです。


ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

ひまわりの種入りのパン

日曜日は子供達の宿題のお手伝いとかをしながらゆっくりと過ごしています。今週末も、パパはそれなりに自分の宿題も抱えていますが、早朝に少し仕事を進めたので、日中はのんびりめです。
お昼ごはんには、昨夜の鍋に使用した鶏肉の骨の部分(ガラ)や野菜を利用してパパがスープを作り、ママがひまわりの種入りのパンを焼いて、チーズとかと一緒に食べました。ずいぶん田舎風な食事でしたが、家で焼いたパンがおいしいので、パパなんかはかなり食べ過ぎてしまいました。夜はカツどんらしいので、日曜日の夜には体重計に乗れないね。


ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

2007年11月05日

カツ丼を食べたら、天丼が食べたくなりました

ここだけの話ですが、おいらは食べることが大好きです。時々おいらのことをすごいグルメだと思っている人がいて、こだわりのものしか食べないんじゃないのかと心配されるんですが、実際にはなんでも食べるし、むしろこだわりは少ない方なんじゃないのかとさえ思います。例えば、妻なんかは同じものを食べる機会が続くと(昼も夜もピザとか)、できる限り連続することを避けようとするみたいだけれど、そういうのも平気なんですよね、おいしければ。こだわって好きというのではなくて、愛着があって好きな食べ物はいろいろあるので、そういうものならあえて連続した機会を作りたいくらいです。例えば夏休みにしつこく「ふるいちのぶっかけうどん」を食べ続けるように。

この辺りの感覚は、結構イタリア人に近いようで、イタリア人の中にも「いつも同じメニューで平気」という人が結構います。これは少ないメニューのローテーションで成り立っている学校給食が作り上げる文化的な下地があるんじゃないのかと最近になって気が付きました。知り合いにマクドナルドが好きなイタリア人がいて、彼なんかは毎日でもマクドナルドでサラダのセットを食べられる感じです。マクドナルド・アレルギーのイタリア人が多い中、こういう人は珍しそうだけれど、いったんマクドナルドへの抵抗がなくなったら、逆にはまってしまう確率もイタリアでは意外と高いようです。なにしろ飽きないんだから続くよね。

さて、日曜日にカツ丼を食べたら、天丼が食べたくなりました。名古屋で穴子を1匹丸ごと天ぷらにした物で「穴子丼」をランチで出しているお店を知っているのですが、ああいうお店がミラノ支店を出してくれたらどんなにうれしいことだろう。その前に「ふるいち」のミラノ支店が出来るのが条件だけれど。ふふふ。


ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

2007年11月08日

立て直し

folleinter.jpg
問題のあったノートPCの復旧にメドが立ったので、木曜日からは通常営業で仕事ができそうです。何とか立て直しに成功しました。インテルも水曜日の夜のチャンピオンズ戦でモスクワのチームに0-2と勝ちこされて、あれれ・・・と思っていたら、最終的には4-2と立て直しに成功し、快勝しました。

水曜日の夕飯は、おいらの中ではご馳走に入るロールキャベツでした。我が家ではルーマニア風に中のお肉にお米も混ぜて作ります。本場のルーマニアでは、回りのキャベツに発酵させた酸味のあるものを使うのですが、これがまたなかなかにおいしいです。家では発酵させるのが難しいので、手間を省くけれど、それでもおいしくできますよ。おいしいということはご馳走なのです。あと、ロールキャベツにしたら子供たちも文句を言わずによろこんでキャベツを食べるのがいいですね。子供たちに野菜を食べさせるというのは、意外と大変な仕事なのです。


ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

2007年11月10日

お昼ご飯にパエリヤ

土曜日のお昼ご飯にパエリヤを作りました。冷蔵庫にあった鶏肉を使いました。パエリヤは魚介類が基本なのは知っているけれど、我が家には貝やえびの嫌いな少年がいたりするので、肉系のパエリヤを作ることのほうが多いです。鶏肉よりもイタリアの生ソーセージ(サルシッチャ)で作るほうがコクがあっておいしいけれど、その分カロリーも高くなるので、お昼ご飯には鶏肉ぐらいのほうがいいのです。で、夜はオーブン焼きでもしようと思っているのですが、そうすると鶏肉は候補から外れそうですね。

土曜日は日本人学校の補習校へ子供たちが行くのだけれど、今週は長女のピアノの発表会が重なったため、彼女は一人で発表会のほうへ行きました。ちびっ子は学校が終わったら、友達の家にお泊りに行く予定だそうです。日曜日には次女のお友達が遊びに来るそうで、(後から迎えに来るパパ、ママと一緒に)夕飯を食べてから帰るのだとか。と、どうも我が家的には忙しいようなので、パパにもそれなりに仕事が回ってきそうな気配です。パパは月曜日に早朝から出張へ行く予定なので、日曜日はゆっくりしたかったんだけれどなあ・・・


ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

ポッロ・アル・カッチャトーレ

夕飯はポッロ・アル・カッチャトーレを食べました。オーブン焼きを作るつもりで近所の肉屋さんにサルシッチャを買いにいったら、その場の思いつきで鶏肉のポッロ・アル・カッチャトーレが食べたくなり、「まあ(両方)作っておけば(鶏肉の方は)明日にでも食べれる」とか考えながら作り出したのだけれど、「サルシッチャは冷凍しとけばいつでも食べれるでしょ」なんて感じで、結局ポッロ・アル・カッチャトーレの方が夕飯になりました。お昼にも鶏肉だったけれど、まあそんな日があってもいいよね。

今回のカッチャトーレは、たまねぎ、にんにく、トマト、オリーヴ、サルヴィアで味付けして、もうひとつ「大豆の水煮缶詰」も入れました。これは更に栄養のバランスを考えた作戦でもあったんだけれど、結構違和感なくまとまっておいしかったですよ。ただ、次女が(鶏肉にさしていた)クローブをそのまま食べてしまい、(しばらくかんでしまっていたので)ちょっとクドイ味に気持ちが悪い思いをしたというハプニングがありましたけれど。まあ、このくらいはご愛嬌だね。


ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

2007年11月16日

カルボナーラ


先日の出張では野菜のカルボナーラを食べました(写真は資料画像)。イタリアでカルボナーラのレシピを聞くと、かなりいろいろと細部が人によって異なります。生クリームを入れる人や入れない人。パンチェッタ(ベーコン)をパスタにからめるときに出す人出さない人。卵を泡立てる人立てない人。卵白を入れる人入れない人。スパゲッティ派、マッケロー二(極太のマカロニ)派等々、それぞれ秘伝があるんですね。あと、滑らか派とぱりぱり派とか。

おいらが始めて「カルボナーラ」というメニューに接したのは、倉敷のとある喫茶店でした。ランチに友人が注文していて「ほうれん草が入ったスパゲッティなんじゃ」と説明してくれました。確かに20年ほど前の日本では、彩りにほうれん草を入れるところがかなりあったようです。それと、今でもたまねぎを入れるところは多いようですね。そういう友人の説明が頭に残っていたので、おいらはかなり長い間「カルボナーラは、ほうれん草が入ったスパゲッティ」と認識していました。自分の中では卵やベーコンよりもほうれん草が主役のメニューということです。初めて「ほうれん草」が入っていないカルボナーラに出会ったときはショックを受けたものです。

こういうエピソードはすごい昔の話みたいだけれど、今の日本でもちょっと近い状況にアルメニューもたくさんあるんですよ、本当は。カフェ関係でも、おいらが大学生だった頃までは日本でカプチーノといえば「コーヒーに生クリームを浮かべ、上にシナモンを振った物」だったんですよね。エスプレッソ系の喫茶店が普及する前は、全国的にそういうふうだったと思います。力の入った「本格派」コーヒーが売り物の喫茶店だと、カプチーノを注文した場合「コーヒーに生クリームを浮かべた物にシナモンスティックを(丸ごと1本)添えて」出てきたものです。それはそれでおいしいんだけれど。(笑)

倉敷の「珈琲館」でカプチーノを注文した場合、「コーヒーに生クリームを浮かべ、あら引きの黒砂糖を沈めて」出てきます。これも美味しいんだけれど、イタリアのカプチーノとは違う性質の飲み物ですね。これは「かき混ぜないで静かに飲むのが礼儀」だったりして、なかなかにうるさいお店です。でも、たまには行きたくなるお店でもあります。店の立地条件や雰囲気は、ちょっと他にはないんじゃないのかと思うよ。


ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

2007年12月01日

カルパッチョ

carpaccio.jpg
12月のイタリアは買い物に便利です。日本では当たり前なんだけれど、イタリアでは日曜日にスーパー等のお店が開いているのは基本的にこの年末(クリスマス商戦)に限るので、何か買い忘れがあっても日曜日に、例えば牛乳とかを買うことができます。もう、夢のような世界。(笑)
個人的な秘密なんだけれど、ちょっとここの読者の人にも情報を提供すると、ミラノでも(年末以外にも)日曜日に買い物ができるスーパーがあります。ガリバルディ駅の地下にあるスーパーが日曜日も開いているので、急なお客さんがあるときなんかにワインを買い足したりするのには便利かも。

今週は日曜日に買い物をしようかとも考えたんだけれど、結局我が家の買い物は土曜日の朝に近所のエッセルンガで済ませてしまいました。まあ、時間があるなら土曜日でいいわけです。あと、パンだけは近所のパン屋さんでいつものグラノ・ドゥーロ(セモリナ粉)のパンを買ってきました。もう、ここのパンに慣れてしまうと、他のパンは食べられないのです。(うそですよ、おいしいのはホントだけれど)

それで、お昼ご飯にはミネストローネとカルパッチョを食べました。カルパッチョというのは、買ってきてからできるだけ早く消費する必要があるので、なかなか家族で(買い物をしたあとすぐに)食べる機会はないんですよね。少なくとも我が家では。その点、冷凍保存だってできるサルシッチャ(生ソーセージ)とかは融通がきくので、食卓に上る回数も多くなるってものです。


ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

2007年12月24日


日曜日に初めて行った中華屋さんは、元「Cina Snack Bar」があったお店なんですが、ここは新しいお店もなかなかにおいしかったです。今は中華・日本食のお店になっているので、お寿司や焼き鳥もメニューにはありました。当たり前といえば当たり前なんだけれど、我が家と一緒に言った友人家族は、日本食部分を無視して、中華一本やりのオーダーに終始しました。「生の蟹の醤油、香草漬け」とか「くらげ」とか「(中国)昆布」とか、いろいろ珍しいもも食べましたが、ワンタン・スープや(うどんのような)手打ちラーメンやベトナム風春巻き等ももりもり食べました。長女はえびのワンタン・スープとか食べてました。パパ的にはベトナム風春巻きとワンタン・スープがおいしかったのが収穫。また行きたいと思います。

で、写真は仕事場近くのスーパーに売っているお寿司なんだけれど、いろいろ事情が重なり、クリスマス・イヴのお昼ご飯に食べることになりました。本当は、日本人のおいらにはあまり気が進まない選択なんだけれど、このお寿司は最近ミラノの中央駅をはじめ、あちこちで売っているので、一度味見する義務も感じていたため、思い切って食べてみました。感想は・・・
正直、こんなに”おいしいの反対”なお寿司は今までの人生でも記憶にないレベルでした。これがミラノでこんなに普及してしまっていいのだろうか?と、ちょっと不安も覚えました。
まあ、同じようなことは日本におけるイタリア料理にも見受けられる現象なので、これはこれで「裾野を広げる」意味合いと捉えることにしようと思います。でも、日本から旅行に来ている人にはオススメしません。おなじ料金をピザ等に投資した方がお得ですね、イタリアでは。


ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

2008年01月11日

中華に「日本風スパゲッティ」というメニューがあったけれど、これは即席麺を使った焼きそばでした。

こういうことを書くと「ああ、もう、イタリアかぶれなんだから」なんて批判されそうだけれど、そんなことには無頓着なフリをして書いておきます。

某サイトのイタリアン・レシピ紹介とかでイタリアンと称して紹介されているメニューのほとんどが、実はイタリアのレシピではないのはどういうことなんだろう?ということにおいらはとても疑問を持つわけです。先日、(我が家とは逆で)日本からイタリアに一時帰国している人(イタリア人と日本人の国際結婚夫婦)とちょっと話をしたんだけれど、やっぱり「日本でイタリア料理として認識されている味は、こちらのそれとどうしても違っていて、(材料の差というよりも)作る人が日本人の味覚にあうように変えてしまっている」ということを言っていました。ここのイタリア人パパは日本でイタリア料理を教える機会もあったようだけれど、「彼の作る味は非常にイタリア的なので、多分(日本の)他の場所で食べる味と違うため、おいしいと思われたかどうかは分からない」ともいってました。実際、日本ではミシュランの星がどんどん付いちゃうくらいおいしいものが食べられると信じている人も多いんだけれど、かなりアレンジも施されていることも事実。まあ、それでおいしいのはかまわないので、悪いことではないけれど、それが本場と同じだというのは別の次元の話ということです。

日本で売られているイタリアブランドのパンやお惣菜も、やっぱり違うんですよね。で、イタリアのお惣菜やさんでの売れ線メニューが「シーザー・サラダ」だったりするんだから、どうしても需要の方に迎合しちゃうのも分からないでもないけれど。パンだって本当にイタリア風に焼いちゃうよりも、ふかふかの日本人好みに焼いた方が売れるとか。で、おいらが疑問に思うのは、それならそれで「洋食」的に、アレンジしていることを前提に紹介なり販売なりすればいいと思うのに、「イタリア風」とか「本場」とかいいながらふかふかのパンやシーザー・サラダを売るのに抵抗を感じるのです。

何でこんなことに苦言を呈するかといえば、「イタリア風」にアレンジした(つもりの)レシピを「イタリアン・レシピ」と称して紹介して、実際には半分以上が日本の食材を無理やり使った創作で、ホントに存在するイタリアのレシピが半分にも満たないようなやり方をしなくて、どうしてそのほとんどをイタリアにホントに存在するレシピにして(材料や作り方もあまりアレンジをしないで)紹介しないんだろう?と思うのです。だって、イタリア人て、実際にはすごいスタンダードなメニューをあきもしないで繰り返して食べる人達で、そのスタンダードが地方によってまちまちなため、いろいろな地方のメニューを一まとめにするだけでも「代表的なイタリア料理」がずらずらとリストになり、材料もさまざまにいろいろと紹介すべきメニューがありそうなものだし、何もわざわざ「創作」メニューでイタリアンを名乗らなくてもいいんじゃないのかと思うわけです。
早い話、日本でイタリア料理を紹介する人には勉強不足の人が多いんじゃないのかと思います。

話は変わるけれど、昨晩ミラノ郊外の「中華ピザ屋」に行って来ました。田舎によくあるタイプのお店で、中華なんだけれど、ピザも焼くし、イタリア料理も作るお店です。こういうお店はサービスもイタリア風なので、注文した順に、前菜(春巻き)、1皿目(パイナップル・チャーハン)、2皿目(鶏肉のレモンソース)と出てきました。我が家は中華街で中華を食べることが多いけれど、中華街ならまず取り皿があり、料理がどんどん出てきてみんなで取り合って食べるけれど、こういう「イタリア風サービス」のお店では、自分が頼んだ春巻きは自分で食べ、チャーハンも出てきたお皿を自分の前におき、自分の分を自分だけで食べるシステムになっています。特別に頼まなければお箸もでてこないしね。で、味は普通においしかったので、また行くかも知れませんが、このイタリア風サービスの中華というのがちょっと新鮮でした。


ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

チャーハン

イタリアの中華屋さんで「リゾカントネーゼ(広東風チャーハン)」というメニューは、ほとんどお惣菜的あつかいで、一応一皿目のメニューに載っているけれど、値段は2ユーロから3ユーロと手軽な設定となっています。イタリア人が中華を食べるときは、春巻きや蒸し餃子の後に、春雨かビーフンの炒めた物を食べて、お肉料理の「酢豚」や「鶏のから揚げ」に進むのが定番ですが、「チャーハン」は一皿目というよりもお肉料理のときの付け合わせ的に食べることが多いようです。とりあえずお腹を膨らませるために、追加で食べる人もいるようですが。で、お店によってはワンタンスープ等のスープ類も(1品料理というよりも)付け合わせ的メニューとして出しているところが多く、少量になるけれど、やっぱりかなりお手頃な値段(2ユーロから3ユーロ)で食べられます。こういうメニューは、あくまで「牛肉とピーマンの炒め」なんかも注文する人のためのサブとして存在するので、もし中華に行って「チャーハン」だけで食事をすませることにした場合、ほんとに安く上がることになります。まあ、席料が1ユーロとか、水が1ユーロとかも必要だけれど、学生の若者で、年中お腹をすかせているような人なら、中華が好きかどうかでずいぶん食生活が変わるんじゃないのかと思います。メニューを見ながら、おいらが学生の頃にNYへビンボーな旅をしたときにも時々中華を利用したことを思い出しました。

あと、日本人の人が注意しなくてはいけないのが、イタリアの中華で「焼き餃子」のあるお店は少数派であることを知っておくこと。更に、ラーメンのあるお店はもっと少数派なので、もしミラノでラーメンが恋しくなった場合は、日本食レストランの「大阪」に行った方がいいかも。もし見付かっても、中華のラーメンは日本のそれとはちょっと違う感じなので、懐かしい感じは得られないと思います。これは餃子でも同じ。なので、イタリアの中華へいく場合は、逆に日本で見たことがないようなメニューを頼むのもおもしろいと思います。例えば、鶏肉のフライに甘酸っぱいソースをかけて出て来る「ポッロ・アル・リモーネ」なんかはなかなかに魅力的なメニューです。


ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

2008年02月11日

イタリアの外食(その二)


イタリアではタコを食べます。イカは食べるけれどタコは食べない国というのは多いみたいですが、イタリア人はわりと好きみたいです。大体ゆでたタコをジャガイモと一緒に食べるのだけれど、最近はゆでたタコを圧縮して固めたものをスライスして食べるスタイルも普及してきているようです。後者はちょっと塩辛くて、タコ本来の歯応えも不足気味なので、おいらはあまり好みません。で、ゆでてジャガイモと一緒に食べるスタイルは、自分でオイル、レモンまたはアチェート(ワインヴィネガー)、塩で味を調えるため、調節が利きます。サラダと同じだね。
このゆでたタコとジャガイモは、BARなんかでも時々見かけます。大体「ピオーヴラ(コン・パターテ)」と呼ばれているようです。タコはイタリア語でポリポといいますが、ピオーヴラとも呼ぶらしく、料理になったときは基本的に「ピオーヴラ」とメニューに載るようです。


ジェノヴァ名物ペスト・ソースというバジリコと松の実で作るペースト状のソースは、大体どんなパスタとでも食べられて、いつでもおいしい定番です。ただ、このソースが一番合うのはトロフィエというタイプのパスタなんじゃないのかと思っています。これはスーパーなんかで売っているパスタとソースを買って来て家で食べるときにも言えることですが、ジェノヴァのリストランテなんかでもやっぱりそうみたいです。
イタリアのリストランテでは、メニューにパスタの名前とソースの名前が書いてあるのですが、日本人の観光客の人はどうしても正体の分かっているスパゲティやペンネなんかを注文する傾向にあるようです。実際にはそれぞれのソースに合うパスタや地方の特産パスタがいろいろとあるので、思い切って知らない名前のパスタを注文するのもおもしろいと思いますよ。


雨の日も風の日も、ここをクリックして、ランキング応援よろしくお願いします。

About Cucina

ブログ「The MilanoTimes」のカテゴリ「Cucina」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

次のカテゴリはFiat500です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35