ヨーロッパ選手権 (3)(負けちゃった)  2/JUL/2000
 残念でした。ほとんどのイタリア人は、90分過ぎた時点で勝ったと思っていたはずです。ロスタイム4分目で同点、延長戦で負けました。これもサッカー、また次ぎを頑張りましょう。次ぎはW杯、日本ですね。
 不運は、F1でまず起こりました。「F1が何の関係があるんだって?」ええ、あるんです。イタリアではスポーツ好きの人達は、サッカー、F1、それから自転車に熱を入れます。サッカーは、イタリアチーム以外にそれぞれお気に入りのチームがあります。でも、F1はイタリアではフェラーリを意味します。  そう言う訳で、今日途中までトップだったシューマッハー(フェラーリのドライバー)が、エンジントラブルでリタイアした時に、いやな予感を持った人もいたはずです。さてさて、とにかくイタリアチームには「最後まで楽しませてくれてありがとう。お疲れ様でした。」と一言。
 話は変わって、今年は本当に松井選手がすごいですね。やっぱり違います。では
 ヨーロッパ選手権 (2)  29/JUN/2000
 祝決勝進出!何と何と、イタリアがオランダに勝ちました。PK!実はこのPKというのが曲者でして、はい。
 十年前のワールドカップでは、PKで準決勝に負けました。6年前のワールドカップでは、PKで決勝に負けました。2年前のワールドカップでは、PKでフランスに負けました。(そして、そのフランスがワールドカップに優勝しました。)  つまり、PKで何度も悔しい目を見ているのがイタリアなんです。(そう言えば、日本もつい最近惜しかったですねえ。)とにかく勝ったので、次ぎはフランス、決勝戦。この機会に2年前のツケを返したいところですね。「頑張れイタリア!」(ミラノタイムスは勿論イタリアを応援しています)
 ヨーロッパ選手権は、ワールドカップの次に重要なイベントです。(イタリアの、サッカーの話です、勿論)ですから、イタリアが勝つと街中大喜びです。若者はクラクションを鳴らしながら走り回ります。ゴールの瞬間は、例えあなたが八百屋で買い物をしていたとしてもすぐわかります。何しろ街全体が「ウオオオ・・・」と唸ります。
さて、決勝戦は日曜日。
 ミラノタイムスより夏休み前によいお知らせが出来ますように。


 その十四 パッサート

手のひらを顔の横で、仰ぐような感じで後ろへ何度か追いやるようにします。これで『パッサート(昔の事/過去)』を意味するジェスチャーになります。
用例1:「イタリアってPK弱いんだよねェ、肝心な所でいつも負けちゃうんだから。」「おーい、それはもう昔の話だってば。」
用例2:「日本にはホントに忍者がいるの?」「昔々」
用例3:「日本人は皆髪を縛っているの?(チョンマゲの意)」「昔々」
用例4:「日本ってPK弱いんだよねェ、肝心な所でいつも負けちゃうんだから。」「おー・・・?!?!」

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