ナポリのおじさん 6/JUN/2000
 ナポリのおじさん、工場で働いています。ある日のこと、ちょっとした用事が出来たので、一人でロンドンに行くことになりました。 さあ、こまりました。だっておじさんは英語が話せません。日曜日、家族皆が集まった昼食のとき、その話題になりました。「困っちゃったよ、もう英語はてんでわからんし。」親戚の人がいいました「なんだ、そんなことか、そんなら心配はいらんべ。 何しろロンドンていやあ都会だで、誰でも外人観光客に慣れとるでよう、ゆっくりしゃべれば何でもわかってくれるで。」「ほう、そうゆうもんかね。」「そりゃそうだわ、要はゆっくりゆっくりだわ。」 さて、ロンドンに着いたおじさんまずはホテルへ。得意のジェスチャ-でチェックインをすまして、いざ街へ。「何だかシャキッとしないな、こういうときはカフェにかぎる。」  おじさんはバ-ルをさがします。そして、ありましたありました、イタリアンカフェバ-ル。注文するときは・・・ゆっくりゆっくり!
「すいませえええん・・・カアアフェエエをひとおおおおつ、・・・おおおねがああいしまあああす。」(勿論ここはイタリア語です。 スロ-モ-ションの感じで読んでね)ウェイタ-が答えます。「はあああい、かしこおおおまりいいましたあああ。」
 うれしそうにカフェを飲むおじさんにウェイタ-が尋ねます。「どおおこかあらああきたのおおお?」「はああい、イタリアのおお、ナアアポオオリイイからああ。」 「あああああ、それじゃあああ、ぼくとおおいっしょおだあああ。」「なああんだああ、あなたもおおイタリア人かあああ、じゃああ、なんでええさっきからああぼくたちいい、英語でええしゃべってるのおお?」
 日本のお菓子?! 3/JUN/2000
 上の写真が「いただきます」というお菓子、下は「 NIPPON 」です。
「いただきます」の方は一見(!)あんこの巻いているお菓子。でも実際はナッツクリ-ムのロ-ルケ-キ。 このメ-カ-はこの他、一見(!)「あずきバ-」風のやっぱりナッツクリ-ム味のアイスも作っています。
「 NIPPON 」はお米の膨張さしたやつ(パンパン菓子)にチョコレ-トのコ-ティングがしてあります。





 その他、日本名のお菓子で有名な物には、「 MIKADO 」があります。これはグリコのポッキ-です。
 日本のお菓子の話でした。
 

 その十二 チャオ!

 基本中の基本とはこのジェスチャ-でしょう。「チャオ チャオ!」 何しろ挨拶全般に使えちゃう、世界に類を見ない(大げさ?)言葉です。「こんにちは」「やあ」「バイバイ」「そいじゃ!」・・・みんな「チャオ!」で置き換えできます。
 ジェスチャ-もいたって簡単。手のひらを上に向けて、グッパッ・グッパッと2回 繰り返します。1日中何回も使います。
 用例:「チャ-オ!」「チャオ!」「チャオ」「チャオ チャオ」
 日本でも「チャオ!」という言葉は結構知られてるみたいですが、付き物のジェスチャ-は、手を振って「バイバイ」のまんまだったりします。もっと本格派がご希望の方、早くマスタ-しましょう。

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